情報管理Vol. 52, No. 4, (2009)に掲載されている林和弘さん@日本化学会の論文「日本のオープンアクセス出版活動の動向解析」(198-206)で、My Open Archiveについて言及して頂きました
山形大学職員の津田さんが「電子ジャーナル問題でいい話があります」と言って、論文を見せてくれた。
日本化学会所属の林和弘氏が書いた「日本のオープンアクセス出版活動の動向解析」。オープンアクセスは、インターネットを通して、論文を誰でも無料で読めるシステムである。これが進めば、図書館の電子ジャーナル経費が大きく節約できる。
..
日本では、主に学会系だが、論文誌出版活動にお金をなるべくかけない。したがって、できあがった論文は必ずしもきれいではない。いきおい、投稿論文数が少なくなる。そして、多くの研究者達にあまり読まれなくなる。今、この欠点を逆手にとって、日本では、電子ジャーナルのオープンアクセス化を、スムーズに進められるとのこと。
この考えを普及したいものだ。
あー、これね、simpleAがつぶやいていたのは。
Twitter / simpleA: 「この考えを普及したいものだ。」 http://yu ...
、、と、その前のポスト、何これ?
Twitter / simpleA: PDF5ページ目 http://bit.ly/3QzxKW
PDF??5ページ目??
2.4 My Open Archive
日本に限らず,O A活動は図書館と出版社あるい
は研究機関を中心にしたものであるが,草の根的
な活動も存在する。My Open Archiveプロジェクト
は24),眠っている学術情報流通を掘り起こしても
らい,世に流通させることを目的に立ちあがった。
A r x i veのようなプレプリントサーバーや機関リポジ
トリにも載らない,テクニカルレポートや勉強会の
レジュメなど,論文に限らず,そのままではどこに
も公開されない情報の登録を呼びかけている。運営
者は特に学術情報流通の専門家ではなかったが,ア
メリカで言うところのガレージスタートのような
形で,O Aの理念に則って新しい観点の活動を行い,
学術情報流通事業に一石を投じた。日本でもこの
ような活動が開始されたことは大きな意義を持ち,
O A活動がもたらす可能性の大きさを示すことにも
なっていると考えられる。
何と!「情報管理Vol. 52, No. 4, (2009)」に掲載されている林和弘さん(@日本化学会)の論文「日本のオープンアクセス出版活動の動向解析」(198-206)で、My Open Archiveについて言及して頂きました!
林さん、ご紹介頂きありがとうございます。
また、教えて下さった山形大学職員の津田さんと小山清人さん、そして金城さん、ありがとうございます。
嬉しくって、PDFダウンロードしてMy Open Archiveに投稿してしまい、ScribdのiPaperを貼り付けてご紹介したいところですが、自重して該当部分引用に止めます。w
「Arxiveのような」はarXivの誤植じゃあ・・・
id:kitoneがはてブで指摘している誤植には見て見ぬフリということでww
YSDなKeita Bando(id:keitabando)が、昨年あたりから、熱にうなされたかのごとく、「オープンアクセス」とか言ってるけど、一体全体、オープンアクセスって何よ?
最近、僕の病が伝染してしまったのごとく、「オープンアクセスって何よ?」を語弊誇張しまくり*2, *3で解説するシンプル氏ですが、皆さん、それぞれの立場で、オープンアクセスに対する想いをオープンにしてくれて、本当に熱いもの感じます。うなされない程度に引き続き熱くなりましょう。
あー、この論文、英訳して海外の方々にも読んでもらいないですねぇ。