たまには「経営」について考えてもいいだろう。


フルタイムでないプロジェクト活動では、必然的に先頭に立たねばならないので、否が応でも「経営」って観点で物事見なきゃならない時もある。(勿論、本当に未熟であることを実感する日々ではあるが…)


ここ最近、「経営」について考えさせられ、影響受けたフレーズを記しておこう。


先ずは「合同会社simple A」を設立されたid:simpleAさん。書籍スキャンに関することで大変勉強になっていますが、会社設立や経営についても大変参考にさせて頂いています。

…「会社作った後、一番気をつけなきゃならんのは、(ゆっくりとしか成長しない)自分の器以上に会社が大きくならんようにすること。あとは、毎日発生する問題をどーにかしつつ、たまに方向性でもチェックしてりゃ、それでいいの」…

2008-02-18 - simpleA@hatena


も一人がLLPを設立された小野さん。僕のプロジェクトはLLPという形態が合ってるかな、と思わされる。
非営利プロジェクトだからといって、法人格ならばイコール特定非営利活動法人でなきゃならないって決まりはない。
LLPかー。

それぞれ違う能力をもった個々人が

それぞれの力を組み合わせてチームで仕事をするのにおいて

LLPは非常に有効です。


小野個人の仕事は小野個人のLLPで仕事をしつつ、

他の優秀なパートナーと一緒の仕事にはそのパートナーらでLLPを別途作って一緒に仕事を行える。

利益はイコールパートナーとして、平等にシェア。


ひとつの会社という枠にとらわれずに、よい仲間と

お互い自由度を保ちつつよい仕事が出来る。


とても、エキサイティングです。

もひとつLLP|Mobile Impact


そしてSatoshi Nakajima is Chief Executive Officer of UIEvolution Inc.のCEO中島さん。

どんなユニークなアイデアを持っていようと、どんなにすぐれた技術を持っていても、企業経営には困難はつきもの。その時に一番役に立つのが「必要なものは何とかして手に入れてしまう能力」・「困った時にも、めげずに自分で何とかしてしまう能力」。やれハイテクだ、Web2.0だと言うけれど、結局はそこが一番肝心だったりするところが企業経営の面白さ。

Life is beautiful: ベンチャー企業の経営者に一番必要な能力は?


最後は、リターントゥ京都の話題で渦中の人(笑)、はてなの近藤さん。
高校から「起業家として授業して欲しい」と頼まれた際、ゲーム「大富豪」を通じて…

起業家に向いているのは、大富豪と大貧民を両方楽しめる性格の持ち主だと思います。

大富豪にのし上がっても適度な緊張感を持って勝ち続けられるタフさと、大貧民に転落しても必ず這い上がってやるという粘り強さを鍛えましょう。勝っている状態と負けている状態の両方をどれだけ具体的に想像できて、自分がその状態に置かれていることをどれだけ好きになれるか(負けている状態もです)が、大事だと思います。

「へんな会社」のつくり方 (NT2X)(六一〜六二頁)


ハートが大切、楽しむことが大切。皆さんにそう教わってる気がしてます。


限りある資金と人材と時間で、身の丈に合った成長を通じて、ひたすら好きを貫く人生…悪くはないじゃないか。