毎日jp(毎日新聞)掲載後の報告兼御礼。ところでMy Open Archiveは Twitterを始めております。


学術論文:オープンアクセス、日本でも本格始動 情報共有に期待大 - 毎日jp(毎日新聞)
多くの方にブックマークやメールなどで激励のメッセージを頂き、大変嬉しく思っております。
本日は、特にブログなどで本件ご紹介頂いた方に、トラックバックにてお礼の返事を書かせて頂きます。

卒業生の方

ちょうど卒業論文を公開したいと思って、どこかにアップロードできる場所が無いかなと思っていたのでちょうどよかった。
というわけで3ヶ月前に書いた卒業論文を公開します。

卒業論文アップしました - KAZAANATOMY

嬉しいです。あ、こんなに遅くなりましたが、ご卒業おめでとうございます。そして、投稿ありがとうございます。

時間が無い中で無理して仕上げた面が否めないので、いろいろと詰めが甘い論文ではあるのですが、自分ではそこそこのクオリティだと自負しているので、読んでみてください。感想お待ちしてます(笑)

卒業論文アップしました - KAZAANATOMY

何てステキな「気持ち」なんでしょう。もっともっと多くの学生さん、そしてそれに限らぬオープンマインドの持ち主の方々にこの「気持ち」が伝わればと思い引用させて頂きました。

はてなからも、こんなステキな対応を頂いているので、せっかくですから貼付けさせて頂きますね。
My Open Archiveに投稿した論文を、はてなダイアリーに貼り付けれるようになりました - @keitabando のブログ



Upload by MyOpenArchive

新聞掲載後、本当に多くの方々にサインアップして頂き、また惜しみなく眠っていた学術情報を投稿頂きました。
id:shibuyan730さん以外の方もご自身のブログで貼付けされているのでしたら、是非コメント欄などでお知らせ下さい。。

学生のみなさんが、必死になって書き上げた研究論文がこうして研究室や大学という垣根を越えて共有できるのは、このサービスをスタートさせた時の気持ちを思い起こさせます。

大学院生の方

たまたま知り合いになった板東氏が開発した”My Open Archive“が先日,新聞にも取り上げられて話題になった。”眠っている学術論文や研究成果を投稿・共有するサイト”ということで,今後,どういう展開がなされるか楽しみ。気になる方は是非,登録を。

なぜ眠ってしまう論文があるのかというと春だからではない。学術雑誌には査読というものがある。論文の内容が公正なものか,研究として発表されるに値するものかが,雑誌に掲載される前に審査されるからである。そこで採択されなかった論文は世に出ない。いわゆる,”御蔵入り”の問題である。

査読が論文のクオリティを高めていることは事実なので,どちらが良いという問題ではない。公開されるべき情報は,すべて適切な方法で公開される必要があるということ。日本は欧米と比べると,著作権もインフラも収益もまだまだこれから。

すぐに利益が上がるサーヴィスではないなので,社会的にはあまり注目されていない。将来的に,社会に大きな利益をもたらすサーヴィスに,人と御金が使われているか,もっと注目して欲しい。

春眠とオープンアクセス ; Open Access Values | COG LOG LAB.

どういう「たまたま」でしたっけ?wと忘れてしまうくらい、TwitterFlickrFacebookやその他諸々ウェブサービスでいつも大変お世話になっております。

自分自身の想いを、他人に語って貰えると、またそこから学び刺激を受けることがある。
頂いた期待を胸に、チーム一同引き続き頑張ってゆきたいと思いますです。

いつかは、論文をw
論文に至るまでの、研究成果もあれば是非w

ハチロク世代を中心とした大学院生の方々、是非オープンアクセスをみなさんで底上げして頂きたいと切に想っております。。

大学教員の方

最近国立大学や一部私立大学で、機関リポジトリを立ち上げ、紀要や報告書などを中心に学術論文が公開されつつありますが、使い勝手はまだまだなので、これから機関リポジトリを立ち上げられるところは、ぜひ参考にしていただきたいと思います。

天岩戸を開けるには踊りだけでは足りない - mkawanoの日記

関西の端っこで活動中の大学教員さん、、か関西?、id:gintacatid:minia327、案外近いつながりかもですよw

既に機関リポジトリを導入されている関係者の方々や、学術情報流通について専門的に研究されている方々からすれば、私たちのサービスは特に機能面について疑問符を投げ掛けられるのかも知れません。
しかし、日本には756の大学があります*1が、まだまだ圧倒的に多くの大学が残念ながら機関リポジトリを持っていないのが現状です。

(最終更新:2008/5/15)
現在、国立情報学研究所のCSI事業(最先端学術情報基盤)の成果により,日本には約80以上の機関リポジトリが運営されており,世界でも有数の機関リポジトリ設置国となっています。

Open Access Japan | オープンアクセスジャパン - 日本における機関リポジトリ

そんなワケで、多くの大学関係者の方々に、技術的で専門的なこと云々先ずは置いといてでも、オープンアクセスの必要性を唱えていく、これこそがMy Open Archiveの活動の主たる目的の一つだと思っています。

大学職員の方

作ったのは大学職員とのことですが、これだけのサイトを構築できるってことはIT業界からの転職組の方でしょうか?ちょっと気になります。それか図書館司書の人とかかな。

学術論文のオープンアクセス化を進める大学職員がいる - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

ふふふ。。。ズバリ、業界からの転職組ですが、残念ながら今は全く畑違いの業務に携わっておりますwまして図書館など、、いつかは異動をww

同じ大学職員ということで話が弾み、噂の、そう、大学職員にとっては憧れの、「大学職員.NETWORK」に招待して頂きました。<ありがとうございました。

さて、そんなid:high190さんつながりで、いつの間にやら業界では知る人ぞ知る、否、知らぬ人はいないとまで噂のあの方のブログに私の名とMy Open Archiveのことがががが ( ´゚Д゚`)

元大学職員の方

http://www.wasedajuku.com/wasemaga/unipro-note/:image=http://www.wasedajuku.com/wasemaga/unipro-note/img/unipro-note-h1.jpg
大学プロデューサーズ・ノート 【早稲田塾】

マイスター氏と聞いて知らぬという大学職員はモグリ(死語?w)と云われます。
そのマイスターさんに、な何とMy Open Archiveの取り組みについて記事にして頂きました!!

「My Open Archive(MOA)」は、眠っている学術論文や研究成果を共有するサイト。
誰でも簡単に登録でき、無料で論文を投稿することができます。

学術誌などに掲載される査読つきの論文などをはじめ、様々な研究成果が発表されていますが、多くの人の目に触れるのは「氷山の一角」に過ぎません。
上記の記事にもありますが、大学の紀要や大学院生の研究、あるいは少人数のグループの間で共有するためにまとめられた報告書の類などの膨大な「知」が、世の中で眠ったままにされています。

それらの「知」を気軽に共有・活用できるようなシステムが、この「My Open Archive」なのです。


↓開発・設立された坂東慶太さんのブログはこちら。
冒頭の記事で紹介されているとおり、名古屋市の大学職員の方で、ブログでも様々な情報を発信されています。


坂東さんの問題意識から生まれた「My Open Archive」ですが、このサイトが持っている意義は、非常に大きいのではないでしょうか。

よければ皆さんも、ぜひ、埋もれている研究成果をこちらで公開されてみてはいかがでしょうか。

埋もれた研究成果を誰もが簡単に投稿・共有できるサイト 「My Open Archive」 (大学プロデューサーズ・ノート 【早稲田塾】)

マイスターさんは以前からも大学の講義をネットで配信する取り組みについて多くエントリされており、教育のオープン化について業界関係者に問いかけ続けていらっしゃいました。
動画を活用する大学の事例 エントリー一覧 (大学プロデューサーズ・ノート 【早稲田塾】)
マイスターさん、ご紹介頂きありがとうございました!



まだまだ分かりにくい分野なのかも知れませんが、こうして皆さんとともにオープンアクセスを推進していくことができれば嬉しく思います。


私も実はまだまだ分かっていないので、日々勉強です。勉強を兼ねて、且つ世界中のオープンアクセスに関心ある方々とつながり情報交換しようという目的で、 My Open Archiveは Twitterを始めております。
My Open Archive (MyOpenArchive) on Twitter
f:id:keitabando:20090422074338p:image

殆どが RTだったりdeliciousでブックマークしたものをFriendFeed経由でTwitterに流しているものばかりでオリジナリティないといえばそれまでですが(汗、MOA秘書とともに頑張って自らの情報も発信し続けていきたいと思いますので、どうぞ御贔屓に。

*1:[http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001015830&cycode=0:title=政府統計の総合窓口 GL08020103]「類型別 学校数」参照]