日本化学会の林さんにお会いした


出会いは春先のイベント*1だった。


質疑応答でひと味違った発言にアンテナが反応したのは日本化学会の林さん。

一方で日本化学会の林さん(フロアー)からは「研究者の世代による習慣の差もあるのでは?」と言うことも言われていた。

「下世話に言えば、今2ちゃんねるに書き込みをするような人たちが研究者に増えれば、openなpeer reviewも回り出すのでは」と。


「研究成果発表の手段としての学術誌の将来」・・・SPARC JAPANセミナー2008に行ってきた - かたつむりは電子図書館の夢をみるか

一列前の席という近さ故、背中姿しか見れなかったが不思議と感じた距離感の近さ…

日本化学会の新システム、そして林さん、そして立ち往生して一旦リサーチ打ち止め(情けない。。)のeXtyles、今後も要チェックです。

何かいい情報あったら教えて下さい!



日本化学会(の林さん)とInera Inc.(のeXtyles)が気になる - 坂東慶太のブログ

叫んでみるもんです。
珍しく?w逢いたいコール叫ばなくとも、心の奥底で発信した念力がおともだちを通じて届きました。


え?おともだち?


もちろん?id:simpleAさん。:-)


オトキノコ*2と千葉ッポ*3の合間何してたかというと、、
…そう、タイトルの通りでした。w


引き合わせてくれたid:simpleAさんに感謝!:-)
(どんだけおともだちいるの?!)


そして、林さん、お仕事帰りにお付き合いありがとう!:-)


日本の学術情報流通の未来について熱く語り合うことができたのは、何とも貴重で贅沢で有意義な時間の過ごし方でした。


で!何と!最後にはプレゼントまで!!
当然ですが、ウェブにも公開されていますのでご紹介。

  • 特集:電子ジャーナル

日本化学会論文誌の状況と電子ジャーナルの運用における考察
林 和弘、門條 司
情報の科学と技術 Vol.52 No.2 (2002.2) 抜刷
CiNii - 日本化学会論文誌の状況と電子ジャーナルの運用における考察(特集 電子ジャーナル)

  • 日本化学会の電子ジャーナル化:J-STAGE利用の現状と課題

林 和弘、大田暉人、小川桂一郎
情報管理 Vol.46 No.6(2003年9号)
JOHOKANRI : Vol. 46 (2003) , No. 6 p.373-382

  • 理工医学系電子ジャーナルの動向 研究情報収集環境と事業の変革

林 和弘
科学技術動向 2007年2月号
Science&Technology Trends February 2007 feature article 02

  • 国産電子ジャーナルの著作権とライセンス:

J-STAGEジャーナルの現状に見る課題と可能性
林 和弘、和田光俊、久保田壮一
情報管理 Vol.51 No3(2008年6月号)
JOHOKANRI : Vol. 51 (2008) , No. 3 p.184-193


羨まし過ぎる→自分。
…自分が他人だったらどれほど嫉妬することか…。。

だって抜刷*4っすよ!抜刷!


あまりにも業界の歴史を知り尽くしているオトコ故に頂いた論文じっくり読んで、林さんの脳みそを覗き込んでみたいと思います。


早ければこちらでお会いする機会あるのですが…残念ながら行けそうにありません。X-(

SPARC Japanでは昨年11月にXML出版に関する最初のセミナーを開催いたしましたが、今回さらに実際的な日本の学術論文出版の現状とXML作成の専門家からみた電子ジャーナル出版事業について学ぶ機会を設けました。

日ごろ論文誌発行にかかわるスタッフのみならず、レポジトリ構築に携わる方々やデータベースベンダーのスタッフなど、一次情報をハンドリングする際に必要不可欠となった書誌などのメタデータがどのように作成されているかを知る良い機会となりますので、この機会にご参集いただければ幸いです。


司会: 林 和弘 (日本化学会)


国際学術情報流通基盤整備事業 │ イベント情報 │ 2008第2回「学術出版とXML対応-日本の課題」

#恐らくアノ方は参加され、エントリして頂けることを期待して☆


いやそれにしてもまだまだ学術情報流通分野は不勉強です。
じゃぁウェブはどうかと言えば不勉強極まりない。

いつも足りてない。
だから、、、面白い。w
色々な方にお会いしてたっぷり吸収できる余地があるのって楽しくて幸せだ。


但しっ!

人に会うことは最終章ではない。それは長い石段の一段目に過ぎない。何を学び誰に会いどこにいるかよりも、何を創り何をなし何であるかこそが自分の価値を決めると、今では信じている。


梅田望夫さん来社 - satzz online 2.0


色々な方にお会いして吸収した分は、必ずやアウトプットで成果を披露すること心がけて。


林さん、id:simpleAさん、楽しい夜をありがとうございましたー。:-)

*1:[http://d.hatena.ne.jp/keitabando/20080427/1209245286:title=第1回 SPARC Japan セミナー2008「研究成果発表の手段としての学術誌の将来」に参加した - 坂東慶太のブログ]

*2:[http://d.hatena.ne.jp/keitabando/20080608/1212913839:title=オトキノコの藤原さんにお会いした - 坂東慶太のブログ]

*3:[http://d.hatena.ne.jp/keitabando/20080607/1212846796:title=シュンポシオン千葉に行ってきた(ありがとう編) - 坂東慶太のブログ]

*4:雑誌論文や論文集などに掲載された論文の内、自分の執筆部分だけを抜いて印刷したもの。[http://d.hatena.ne.jp/keyword/%c8%b4%ba%fe:title=抜刷とは - はてなダイアリー]