オカナガン大学


本日はオカナガン大学(Okanagan College)へ初訪問。9:30にDonnaさんが車で迎えに来てくれるとのことで、ロビーにてPaulと待ち合わせる。レンタカーを借りていたPaulは、持ってきていたラップトップパソコンを部屋に置いておくのは心配と言って車のトランクに。が、何と車の鍵までトランクに!
In Lock :-(
レンタカー会社に電話したりして出発するのが遅れたけど、3人はケローナ(Kelowna)にあるオカナガン大学へ。
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ヴァーノン(Vernon)からは約1時間弱だろうか。
車中の会話で頻繁に出て来た名前、miho。カナダ出身の彼女が数十年前にオカナガン大学との交換留学制度の協定を結ぶきっかけとなったことから、彼女をリスペクトしている人はとても多い。彼女は定年を迎える数年前までは、約10年程、オカナガン大学への引率を担当していたとのこと。留学前でのオリエンテーションでは、鬼の形相で食事やトイレや髪型?などのマナーを厳しく教えてくれていたそうで、懐かしげに会話。

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最初に訪問したのは国際交流センターにあたるInternational Educationのオフィスへ。
ナルホド。国際交流センターの雰囲気がそっくりそのまま。所々に大きなお皿にスイカや葡萄やパイナップルなどの新鮮な果物が盛りつけられていて、通りすがりのスタッフがつまみ食いしていて「どうぞ」なんて言われて微笑ましい雰囲気。次々とスタッフの方が笑顔で出迎えてくれて皆と挨拶。Donnaは一人ひとりに僕を紹介してくれた。
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アメリカやカナダでは当たり前なのかも知れないけど、ちょっとビックリしたのが各スタッフ一人ひとりのワークスペースが与えられているってこと。6畳一間ってエリアだけど、個人を尊重し、仕事のし易い環境が整っている点が羨ましく思って。日本は集団生活や集団行動を好む性質なんで、机と机を向かい合わせて、パーティション等で区切らないオフィスが多いけど、縦割りとかフラットでないという表現をよく聞くように、割と見た目とは違った社会を形成しやすい。その点、全く逆転してるんだなぁ、って。


今回の目的、オカナガン大学のアドミッションオフィスを訪れてカナダやオカナガン大学の事情について調査。その対応をしれくれるのがLinda。だけど会議か何かで席を空けていて、気を利かせてくれたInternational Educationのスタッフ、Tannerさんがキャンパスツアーを提案してくれ、約30分程キャンパスをぐるりと見学。

そう、オカナガン大学は数日後に新しいセメスターが開始するので、どのオフィスの方も一番忙しい時。生協にあたる大学内の売店を覗くと新しい学期で利用する教科書が山積みに。多くは数十ドルなんだけど、中には$95.00なんて表示もあってビックリ。
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と、売店を出たところでムコウから歩いて来た一人の日本人学生がPaulを見つけて驚いたように声をかけてきて、Paulも思い出したようで再会のシーン。
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彼女は長期留学スタートを前に、アメリカ•アイオワ州にあるコー大学で数週間の事前研修を受け、長期留学先であるオカナガン大学に着いたばかり。明日はプレースメントテストがあって、しかもこちらの人は話すのが早いから不安って…それをPaulが見事励ましてたよ。


研究棟を通り抜けて…
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来週から新学期スタートだから人は殆どいないけど、緑豊かで広々と感じるキャンパス内…カフェテリアも屋内よりオープンテラスの方が気持ちよくランチできそう。
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図書館は残念ながら閉まっていたけど、やっぱりここが一番アカデミックさを感じる。
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図書館の隣にある土地には、新しく国際系の学部を新設する為に建設準備が進められている他、キャンパス中央部も以前は池があったけど、学生の憩いの場が少ないってことから新学期にはとても間に合いそうになさそうだけど、公園の様なスペースが期待できそうな工事が着々と進められていた。