グローバルキャリア ―ユニークな自分のみつけ方。或は会うと元気がもらえるヘンテコなお友だちのみつけ方。


グローバルキャリア ―ユニークな自分のみつけ方

グローバルキャリア ―ユニークな自分のみつけ方

みんな大好き福田恭子さん(@)がブログで紹介され気になっていた書籍をやっと読了しました。

ゴールデン・ウィークが終わって - The Power of Words ゴールデン・ウィークが終わって - The Power of Words

旅疲れ&夏バテ気味な新しいことにチャレンジし終えて*1 *2半ば燃焼気味な私としては、新たに何かに挑戦すべくその源となる元気のおすそ分けを頂こうと思った次第です。

会うと元気がもらえる人 会うと元気がもらえる人


(元)気になった文章を引用しつつ、感じ取ったことを(珍しく)綴ってみます。


先ずは「個人にとってオープン化」。

個人にとっての「オープン化」とは自分を狭い箱に閉じ込めてしまわない、たとえば学生時代の専攻分野によって地域や進む業界を決めてしまうという規定路線を離れて、新しい分野や地域を開拓することを指しています。外に目を開く、自ら新しい地域や分野にいってたしかめてみる、試行錯誤してみることを意味します。(005ページ)


個人にとってオープン化とは、狭い箱に自分を閉じ込めない、今までいわれてきた枠組みで、分野、専門、特技を考えない、広く世界に目を向けるということです。そしてこれは難しく考えず、誰でも「その気になれば」できることです。(059ページ)

「はじめに」を読んだ時点でいきなりガツーン、です。
分かっているけど出来ない分かっているけど出来ない。誰もが胸に手を当てれば自問しそうな台詞。
でも、安心して下さい(>特に自分)。私は、この「個人にとってのオープン化」に終わり(ゴール)はないと思います。誤読を承知で強いて例えるならば「ゼノンのパラドックス」*3な感覚に陥いらず辛抱強く前進あるのみ、だと思うんです。どれだけ(現時点における)狭い箱を飛び出しても、其処はまた狭い箱。。日本で理解されないならば米国*4や欧州*5へ。でも未踏の地は途方もなく在り続ける。。新しいと思い飛び込んだ世界は今や世間の常識(常識、の定義ってなーに?)。専門でなかったことに手を出したばかりに(にわか)専門に。。立ち止まることの許されない人生。そう、だからこそ難しく考えず突進あるのみ、なんです、猪年生まれからすればw


また、日本にこだわらず地域を越える(059ページ)において、

スポーツ選手の中にも、場所を変えた、広い世界に飛び出したことから、その人のユニークさが際立ってきた事例があります。(062ページ)

として、ボストン・レッドソックス岡島秀樹*6選手を挙げていらっしゃいます。

一歩ずつ前へ

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泣かせるブログサブタイトルそして泣かせる投球フォーム。岡島選手しか成せない在り方。写真を見ただけで言葉は要りませんね。そう、こうであれ、個々人がこうであれ、と解釈しました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:HidekiOkajimaTurn.JPG:image=http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/94/HidekiOkajimaTurn.JPG/800px-HidekiOkajimaTurn.JPG

岡島秀樹 - Wikipedia 岡島秀樹 - Wikipedia 岡島秀樹 - Wikipedia このエントリーをはてなブックマークに追加


他にも金言満載。備忘録として記しますが、文脈辿らないと感動出来ません。そこは是非、書店でw

やってもいい、これは好きらしいということから手をつけてみる(053ページ)
今までのキャリア・成功パターンや成功モデルにしばられることなく、自由に柔軟に感度よく活動していけば(079ページ)
思ったらすぐ行動に移す、だめかもしれないが試してみる、という姿勢(081ページ)
時を置かずすぐやる、何か行動するということが時間への感度を増し、機会をとらえる(082ページ)
自分の責任ですぐ始められることはあまり考えずに始めてしまうのです(082ページ)
ああいう人になりたいなあ、と思った時こそ、すぐ行動に移す最高のチャンスなのです(084ページ)
身近なものから始める、すぐそばにあるものを活用することが、すぐやる、大げさにしないという点でもコツだと思います(092ページ)
計画は大まかでよく、まず実行してそれからまた計画を見直せばよいのです(102ページ)
この機会は本当に良いものなのか、(中略)などとあまり「分析的」に考えず、直感的に「これはよさそう!」と思ったら試してみてはいかがでしょうか(086ページ)
機会は一度逃してしまうと二度と来ない、時は過ぎ去ると二度と帰ってこないことを心にとどめておくのがよいと思います(088ページ)
待っているだけでは何も始まらない、失敗を恐れていては新しいことは何もできないのです(124ページ)

半分くらいは要約するとこんな感じなのかも知れません誤解してたらすみません>simpleA著者

行動原理は、たったの2つ!


なんでも片っ端からやってみる (http://simplea.cc/doshisha20101208/html/025.html
やっちまったからには、そこに的を描く (http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20080721


2011-01-28 - simpleA@hatena 2011-01-28 - simpleA@hatena 2011-01-28 - simpleA@hatena このエントリーをはてなブックマークに追加


トドメはこちら。

私が日々の生活で一番強調したいことは、「続けること」です(105ページ)

Internetprivacyやantiphishing、antibotnet等、数々の名作をベルボデザインと競演してきた*7私としては、ベルボとの(今のところの)最終競演作MyOpenArchiveの別れ際メッセージとして「続けること」を言い渡されたあの日あの時。移り気の早い私の性格を見越して、「続けること」、これを最後に言い残してくれました。思い出すだけで感涙です。

あの日あの時以来、僕は絶対MyOpenArchiveを死守し続け、誰に何と言われようとも「続けてみせる」と自分自身に誓った次第です。男の約束として。そう、だから今の自分が在る。継続、簡単には言い表せない難しさとその見返り。



そして最後はこう結びます。

過去のしがらみや経験がないからこそ、新しいことにチャレンジできるのです。(中略)新しい海に船を出すか、地球温暖化から生じる極端な天気、嵐を避けて、船をださないか、その選択は皆さんの手にあるのです。(260ページ)

瞬時にこの絵を思い浮かべた貴方はヘンテコです。

http://minwa.matsurino.com/p13.htm:image=http://minwa.matsurino.com/index-1/p13.jpg

http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20090710:title=

再び前述の岡島選手をも思い浮かべました。全力投球した先の行方や外部要因なんて知ったこっちゃない。辿り着いちまったからには、やっちまったからには、そこに的を描けばいいのさ、を。


今もし私が若い世代だったら、今感じている怒りや不安を逆用して、今までの延長線ではなく、新しいやり方を試す、新しい世界を求め、新しい枠組みに賭けると思います。(008ページ)

と仰るまだまだ若い世代の石倉洋子さん(@)のブログはこちら
彼女より幾分若い私や私よりまだまだ若い皆さんが、新しい世界を求めずにどうするか、ってことですよホントにもう。


で、どうすればいいか、新しい世界への最初の一歩は。


単なる酩酊会@名古屋 - Good Stuff
名酩会初会合 - A Small, Good Thing - diary
引用した数々を念頭に、ひたすらヘンテコな奴らと呑み明かし、酔った勢いの如く肩の力を抜いて、躊躇せず突進するのみですよ、感性の趣くがままに。



で、そのヘンテコたちと呑む数日前に、とある暴挙とも云えるアイデアを思い浮かべてしまったワケです。
で、そのことを酔った勢いでヘンテコたちに打ち明けてみたところ・・まさかのやんややんやの大盛り上がりw



やります(`・ω・´)キリッ


日本経済新聞社出版局で経験を積み、筑摩書房で数々の優れた書籍の担当をするうちに、福田さんは、自分の得意技は、「編集」よりも、「ユニークな輝き、見解を持つ人やものを世界に紹介して、それを花開かせることのようだ」という結論に達しました。

福田さんもヘンテコに交じって得意技かけてくれないかなー、とかなんとかっw



いやー元気をありがとうございました>石倉さん、福田さん、大村さん、冨士川さん、金城さん、
2011年後半も、頑張ってみます!!