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#Mendeley - "A Last.fm for Research" にハマってます

年末年始、とある調査の過程で私のアンテナに引っ掛かった Mendeley


Mendeley とは、、

Mendeleyはアカデミック分野で調査論文の共有管理を行ったり、また同時にレコメンデーションやマッチングのためのプログラムを利用して同じ分野の研究者や論文を結びつけることを目的としており、あたかも「研究分野のLast.fm」を目指すものと言える。

研究論文管理ツールを提供するMendeley、アーリーステージで$2Mの資金を調達

\int(Mendeley)= Last.fm for RESEARCH
アーティストを研究者、楽曲を研究論文、ジャンルを研究分野に見立てて、自称「研究分野のLast.fm」と謳う Mendeley のオリジナルビデオはこちら。

声の主は Mendeley の Founder & Director である Victor Henning
MendeleyVictor と、同じく Founder & Director である Jan Reichelt という2人のコンピュータ・サイエンスを先攻する学生がロンドンでスタートアップさせた、iTunes みたいに論文が管理できるサービス。

Jan, Victor and Paul, two Ph.D. students and a Computer Science grad working in London.


If you’re a researcher, this is for you | Mendeley Blog

上のスライドビデオを、Victor がライブで説明しているビデオがあったので、こちらの方が観てて楽しいかも。

Startups Rally - Part 2.2 - Final Pitches from Plugg Conference on Vimeo.


まだまだ日本では馴染みのない Mendeley かも知れませんが、ググってみると Mendeley を溺愛?してる研究者の方々もチラホラ。

以前から使える文献管理ソフトがないかな、と思っていたのですが「これは!」というのがあったので紹介します。Mendeleyというソフトで、Windows版、Mac版だけでなくLinux版も提供されていてWeb上でも使えます。

こういったソフトで有名なのがEndnoteですが残念ながらLinux版はなくWindows, Mac版とも有料なので、これまでは論文のPDFファイルをハードディスクにフォルダごとに分けて保存しておくだけでした。しかし、この方法だとどのファイルがどこにあるのかすぐに分からず結局もう一度ネットで検索することにいつもなっていたのですがこのMendeleyを使うとこういった煩わしさも解消されます。


徒然なるままに : 文献管理ソフト Mendeley

MendeleyはiTuneのように文献を管理・検索できるのでとても気に入っている。


このMendeley(もしくは同様の機能をもつ文献管理ソフト)を、研究所で共有すれば、世界中から洪水のように押し寄せてくる論文の山(PDF)を、コントロールファイルに落とし込み、管理はMendeleyで行えば、かなりの時間を短縮できる。


プロジェクトの種類や、それぞれの研究者の専門によって、参考とする資料や、論文内の重要ポイントを絞り込む視点は違ってくる。それを、各個人で紙ベースで管理していると、せっかくの生きた知識を共有することが難しくなる。(可能であるが鮮度が落ちる)それをMendeleyで管理していけば、検索に「プロジェクト」と「担当研究員」の名前を打ち込むだけで、特定のプロジェクトに対してどのような資料を使用し、それぞれの研究員が論文のどの概念をもとに考えを固めていったのか、ものの1時間程で把握する事ができる。それを踏まえて、ミーティングを行えばより深く、ポイントを絞り込んだ議論を交わすことができる。


持続可能な発展@地球:: 文献管理ソフト:Mendeleyの活用法など


やはり Endnote をご利用になられてたり、いやいや DropBoxEvernote があれば文献管理は事足りてる、って感想もあったりするでしょうが、やはり Mendeley のとっても魅力的な機能というのはココにあるんじゃぁないか、と。

Build your network of fellow researchers

The research network is made up of all the other Mendeley users. You will find that many have research interests similar to yours. You can connect and share ideas, papers, experiences and much more. You can conduct a people search or find other researchers connected to your specialist area through your current contacts too. You can also start off by inviting your colleagues and friends who work in the same research area.

研究者同士のネットワーク作りに

Mendeley ユーザの全てが "research network" を作り上げます。同じような研究に興味を持っている人がどれほど多いことでしょうか。ネットワークを作り、アイデアや論文や経験を共有することができます。研究者検索をすれば、あなたの得意領域に関心のある他の研究者が自分の知り合いの中からも見つかることででしょう。また手始めに同じ領域で研究している同僚や友人を Mendeley に招待することもできます。
http://www.mendeley.com/how-it-works/:image=http://www.mendeley.com/graphics/commonnew/build-your-network_15869.jpg


Collaborate, share and discover

By inviting your friends or research group even, you can use the Shared Collections tool so that you have an easy platform to share information on. You can drag and drop any documents of interest in there and they are then available to your group for viewing or collective annotating.
The network also provides access to a vast database of research papers. Many of these are free to download so you will be able to add these to your library easily and efficiently. Papers found in libraries of your fellow researchers will no doubt be of use to you. This is a fantastic way to learn about new trends and research in your academic speciality.

コラボレーションと共有、発見

友人あるいは研究グループを招待したら、共有コレクションツールが、情報共有を簡単にするプラットフォームとなります。興味のある論文をドラッグアンドドロップで共有コレクショにに移動して、あなたの仲間が共同でメモ付けをできるようにできます。
ネットワークはまた、研究論文の巨大なデータベースとなっています。その研究論文の多くは無料であり、簡単に効率的にライブラリに追加することができます。
仲間の研究者のライブラリにある論文は間違いなくあなたにも有用でしょう。こんな情報も、新しいトレンドを知り、自分の専門領域を極めるために、役立つことでしょう。
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Mendeley Desktop の紹介 - akameganeの日記
Manage your bibliography online and collaborate with other researchers | Mendeley

と云うことで研究者でない私は、目下この Mendeley が持つ SNS 機能を存分に楽しんでいる最中。物質・材料研究機構轟先生や、My Open Archive エンジニアの平野さんなど多くの方々を巻き込んで、そして勿論 VictorJan とも仲良くなったりして Mendeley の魅力を理解しようと務めて(そして企んでw)いるところです。


、、いや、何より、Mendeley のこんな雰囲気に恋したのかも!!笑


既に10万人以上のユーザを抱え、データベースに登録されている研究論文などの情報は800万件以上、、
分母は出来上がっており、また ZoteroCiteULike と同期、EndNoteRefWorks からのインポートなどもサポートしていることから、これまではその様なサービスを利用されていた方も、素早く Mendeley に移行でき且つ直感的なインタフェースで新たな研究者・研究成果との出会いが期待出来るかも知れません。

http://www.mendeley.com/blog/progress-update/100000-users-and-8-million-articles/:image=http://www.mendeley.com/blog/wp-content/uploads/2009/11/3352784321_0d648bec78.jpg

100,000 users and 8 million articles | Mendeley Blog


大学別で見た直近のユーザ調査によると、スタンフォード大学とケンブリッジ大学が大奮闘?しているとのことで、ここに東京や京都や筑波といった日本の大学名が出てくると面白い展開になるのではないか、と。

http://www.mendeley.com/blog/research-miscellanea/stanford-vs-cambridge-the-race-is-on/:image=http://www.mendeley.com/blog/wp-content/uploads/2009/11/chartforblog3.jpg

Stanford vs Cambridge: The race is on! | Mendeley Blog


ということで研究者のみなさんもそうでない方も、Windows 版も Mac OSX 版も Linux 版もある Mendeley Desktop はコチラからー。
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