OpenIDはセルフアーカイビングを加速させる(仮説)

祝☆有限責任中間法人OpenIDファウンデーション・ジャパン設立。

http://www.openid.or.jp/index.html:image=http://www.openid.or.jp/img/oidfj_logo.gif

OpenID ファウンデーション・ジャパン

そして…

来ました、10月のOpenID祭り最後のニュース。


GoogleがOpenID Providerに - tzmtkのブログ

来ました!来ました!祭りだ!祭りだ!:-)
10月は有限責任中間法人OpenIDファウンデーション・ジャパン設立*1を皮切りに、エキサイト*2マイクロソフト*3、そしてついに待望のGoogleGmailのメールアドレスをOpenIDとして使えるようにしたと云う。*4

Gmailアカウントによるサインインを真っ先に受け入れたサイトは「Zoho」と「Plaxo」。


TechCrunch Japanese アーカイブ » GmailアカウントもOpenIDに

お。
日本でも真っ先に受け入れませんか。>id:de_side


さて、先日の「オープンアクセスの日」に、講演の中でこんな話をさせて頂きました。
OpenIDはセルフアーカイビングを加速させる」


そんなメッセージが例え一人の方にでも伝われば、そんな熱い気持ちを受けとめてくれた方がいらっしゃいました。
オープンアクセスな夜に同じテーブルだった佐浦さんが早速OpenIDを使ってユーザ登録して頂いた様です。

さて、帰宅してから…MyOpen Archiveに登録してみました。
ここでゼロからアカウントを作成しても良かったけれども、「せっかくだからこの機会に」ということでOpenIDを使って登録。
思っていた以上に簡単に登録できてしまったのでびっくり。
やっぱりこういうのが使えるっていいなぁって思ったものです。

さて、何かアップロードできそうなものがあったかしら?


SPARC Japan セミナー 2008 - Sweet Candy はてなダイアリー版

さて、何をアップロードしてくれるのかな?w

ちなみに、My Open Archiveへ登録する文献との境目については、今のところは「公の場で発表したもの」はリポジトリ、「曖昧なもの」はMyOpenArchiveで行こうかと思うんですが…


つくばリポジトリに文献を登録してもらいました - かたつむりは電子図書館の夢をみるか

ありがたいです。これもまた「曖昧なもの」は(こそ)My Open Archiveに行かないと見れない、ということで差別化や別の価値観が生まれます。
#あ、SPARC-Japanのwebサイトで絶賛公開中でもある資料が機関リポジトリへ登録されたとのことで、おめでとうございます。:-)


話逸れたついでに思い出しました。
オープンアクセスの日の数日前、講演の中でこの「OpenIDはセルフアーカイビングを加速させる」って話をするんだよー、とOpenID Foundationにメールしたところ*5、こんな返信を頂いていたのです。

Dear Mr. Bando,

Congratulations. Thanks for your notification. I will share this with David Recordon, the Vice Chair of the OpenID Foundation.

I will check with him and others about the possibility of doing blog post about the Open Access initiative.

またまたキタ――(゜∀゜)――!!


ケド、、あれ??

…about the Open Access initiative.


><

勘違い?未だにブログにエントリされていない様だし。。

でも嬉しいメッセージでした。

何てったって、CCに米OpenID Foundation 副会長のデビッド・リコードン(David Recordon)氏のメルアドあったんですから。
この方。

http://daveman692.livejournal.com/:image=http://p-userpic.livejournal.com/46843689/1356357


David Recordon's Blog


scribd同様*6シリコンバレーツアー*7の際にはご挨拶せねばね、ナルちゃん、その為の英会話学校*8なんだね、デイブさんによろしく。:-)


…と、いつもの如く話が拡散してきましたが、何が言いたかったかっていうと、My Open Archive有限責任中間法人OpenIDファウンデーション・ジャパンが目指すところの「更なるOpenIDの普及」*9に一役買いつつ、これをレバレッジにオープンアクセスとセルフアーカイビングの普及・加速に尽力していくつもりです。けれどそんなこと考える人って日本で数人、いや僕一人かも知れないので、仮説を検証するのに長い目で叱咤激励よろしくねー、ってこと。

*1:インターネットにおけるユーザー認証技術のひとつであるOpenID技術の国内普及、国際化を支援するため、有限責任中間法人OpenIDファウンデーション・ジャパン(所在地:東京都千代田区、代表理事 八木晃二、以下OIDF-J)が、10月1日に設立されました。 [http://www.openid.or.jp/081030_press-release.html:title=OpenID ファウンデーション・ジャパン]

*2:Exciteも。10月は完全に祭りか。 [http://d.hatena.ne.jp/tzmtk/20081027/p1:title=Exciteも - tzmtkのブログ]

*3:[http://winliveid.spaces.live.com/blog/cns!AEE1BB0D86E23AAC!1745.entry:title=Windows Live ID: Windows Live ID Becomes an OpenID Provider]

*4:[http://google-code-updates.blogspot.com/2008/10/google-moves-towards-single-sign-on.html:title=Google Code Blog: Google moves towards single sign-on with OpenID]

*5:最近はこのテが近藤(id:CUSCUS)さんの中でも流行っているようです

*6:[http://d.hatena.ne.jp/keitabando/20081003/1222984635:title=Scribdよりお祝いのメッセージ届く - 坂東慶太のブログ]

*7:[http://d.hatena.ne.jp/keitabando/20081021/1224538085:title=サンフランシスコとブエノスアイレスシュンポシオン横浜へのお誘い - 坂東慶太のブログ]

*8:[http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20081030/1225327685:title=conspicuous by its absence - simpleA@hatena]

*9:[http://www.sixapart.jp/press_releases/2008/10/30-1400.html:title=Six Apart - OpenIDファウンデーション・ジャパンが発足]