「うちの大学に入学すると、一人ひとりにKindleを無償配付します」ってことになる日を妄想してみる
サブタイトル「Kindleに恋して」。w
24万台も販売されているのに手が届かないなんて…
物欲を満たす為に、ただそれだけの為にKindleについて語ってみる。
CDのリッピング、ファイル共有によって「コンテンツを無料で手に入れる」ということに慣れた若者達が、大学のテキストに対しても同じアプローチを始めて……という記事。
…大学テキストがファイル共有される時代には、テキストの電子化が進むのではないかなぁ…
優れた音楽や映像に対する気持ちを、優れた学術情報を対象に抱かずにはいられない。学生の多くは、それほどお金がない。ないが一方で、価値あるものに対しては、それなりの評価で入手を試みる。試みるが、入手方法が大変複雑だったりすると幻滅する。幻滅した暁には、無料に慣れた世界に舞い戻ってしまう。。
有料であっても、せめて決済は複雑であって欲しくない。
もちろん「僕はテキストにメモを書き込むタイプだから、電子書籍はちょっと」という学生もいるでしょうから、大学のテキストがすべて電子書籍に置き換わる、ということは考えにくいと思います。
これまででもいいよ、という意見は今日この場では片隅に置いといて。w
米国のライス大学の“Connexions”は、8月13日、コミュニティカレッジで最も受講されるコースのテキストを無料でオンライン公開することを発表した。
テキストは“Collaborative Statistics”という書籍で、Maxfield Foundationが出版社から買い取った権利をライス大学が譲り受け、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示:Attribution)のもと、“Connexions”を通じて全世界に向けて公開する。
よくぞ教授会を通過した。w
もう一つ踏み込んでライセンスを改変可や継承ありなどと出来るのなら、単なるオープン化ではなく「テキストのオープンソース化」という夢が実現されるのではという期待も膨らむ。
と思ったら、、…
既に経済学に関しては、無料で配布中のテキストがあるとのこと:
カリフォルニア工科大学の R. Preston McAfee 教授が書いた経済学の入門テキストが、無料でダウンロード可能になっているというニュース。PDF版だけでなくWORD版も公開されており、WORD版は編集可能で文字通りの「オープンソース」テキストとなっています。
素敵です。
Word版にはCreative Commons Add-in for Office 2007推奨しましょう*1>マイクロソフト(Microsoft)。w
授業で必要なテキストは、オンラインで公開されているものを端末にダウンロードして利用する。テキストにはお金が一切かからない――というスタイルが定着するかも?
で、ゆくゆくはこんな将来を妄想しても期待外れにはならないかも、という時代に…
そう!ここでKindle登場ね。
…たぶんAmazonは来年、教育市場に本格的に進出するだろう。それ以外に、大画面のKindleを発売する理由は思い当たらない。
TechCrunch Japanese アーカイブ » AmazonはKindleのニューモデルで55億ドルの教科書市場を狙う?
ちょっと前までは大学が学生に無料でパソコン配付するってのが流行ってたけど。w
#iPod配付してる大学もあるけど。。w
いつの日か、大学広報のセールストークとして?「Kindle無償配布」と謳われる日が来るのだろうか。
*1:[http://d.hatena.ne.jp/keitabando/20080819/1219096048:title=Microsoft eJournal Serviceは:-(だけど、Creative Commons Add-in for Office 2007はヨイかも - 坂東慶太のブログ]