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爺になったつもりで田舎道を歩く

静岡、真夏。お盆休みということで、少し余裕がでたところでカメラ片手に見知らぬ土地を探索してみようと思い立つ。
花咲か爺(id:elmikamino)を真似て、先ずは妻の実家の庭で宝探し。義母のセンスを垣間見る素敵な小物たちがファインダー越しに沢山見つかる。
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ちょっと冒険を、と庭を脱出し、歩いて数分で到着するお宮さんに侵入する。
お宮さんの手前には、古びて薄汚れた滑り台と鉄棒だけが片隅にある公園とは云いきれない広場が、何十年いや数百年の老いた皺を感じさせる樹木たちによって燦々と降り注ぐ日差しを遮り、怪しく涼しげな雰囲気を醸し出す。
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妻がこどもの頃は、この広場で毎日の様に木登りをして遊んだという話を思い出し、広場中央で目を閉じてこの空間で起きたであろう歴史を想像してみる。

少し歩くと、キレイな花や葉に目が留まる。この道は何年も何度も通り過ぎた筈なのに、見過ごしてしまっていた。
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爺はどれだけ目を凝らして小さな花木をファインダーに収めるのか、少しだけ気分を共有できた感じ。

途中、思わぬ珍客に遭遇。人が立ち寄ると何処からともなく集合し、口をぱくぱく空けて催促してくる。
きっと誰かが時折餌をあげているのだろう、、人懐っこい魚たち。
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撮影姿が気になったのか、川沿いで世間話をしている老人二人が声をかけてきた。
「何を撮ってる?」
「いいカメラじゃないか」
話好きな飼い主とは距離を保とうとしている大人しい犬を撮影し、見せてあげる。
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ここで、笑顔。思わぬ笑顔の配達サービス二人ゲットに喜んでしまい、すれ違う老人(田舎なのでよっぽどでないと若者とすれ違わない)二人にも笑顔をふりまいてきてしまった。収穫。爺、やったよ。