DnaviとDOAJJからもらったもの

国立国会図書館では、電子図書館事業の一つとして、
インターネット上の各種データベース・サイトを案内する「国立国会図書館データベース・ナビゲーション・サービス:Dnavihttp://dnavi.ndl.go.jp/」を実施しております。

この度、貴機関/貴殿が一般に公開されている「My Open Archive」http://www.myopenarchive.org/をDnaviにより広く御紹介させていただきたく存じます。

こんなメールが届いたのでDnaviを覘いてみる。

http://dnavi.ndl.go.jp/bnnv/servlet/bnnv_user_top.jsp:image=http://dnavi.ndl.go.jp/bnnv/image/dnavi_logo_l.gif



Dnavi - 国立国会図書館 データベース・ナビゲーション・サービス

Dnaviとは??

インターネット上に存在する豊富なデータベースは、学術研究はもとより、 多方面にわたる調査に不可欠であり、質的にも量的にも重要な情報資源です。国立国会図書館データベース・ナビゲーション・サービス(Dnavi)では、 これらのデータベースについて書誌情報(メタデータ)を作成し、当館ウェブサイトからリンクすることによって、ナビゲーション・サービスを実施します。


Dnavi - 本事業の紹介


国立国会図書館からお墨付きを頂いた、と喜んでよいのでしょうか。:-)


こっちにも登録されたいなー。と欲も出たりして。。:-p

実践女子大学図書館・短期大学図書館が2008年7月、日本のオープンアクセス誌のダイレクトリ“Directory of Open Access Journals in Japan(DOAJJ)”の第0.1版を作成・公開しています。

…「オープンアクセス誌」のダイレクトリと銘打たれていますが、収録基準は、ブダペスト・オープンアクセス・イニシアチブ(BOAI)によるオープンアクセスの定義よりも幅広く、「ウェブ上で無料で見られる雑誌」となっています。


実践女子大学図書館、日本のオープンアクセス誌のダイレクトリを作成・公開 | カレントアウェアネス・ポータル


「ウェブ上に掲載された学術的内容を伴う」や「無償で雑誌の中身(論文・記事)が提供されている」は条件を満たしてるけれど、どうかな。。

◆収録の原則
・ウェブ上に掲載された学術的内容を伴う雑誌(必ずしも査読付き雑誌だけに限定しない)
・無償で雑誌の中身(論文・記事)が提供されていること(閲覧が登録制雑誌も含む)
・大学や研究機関,学会等の学術団体と企業が発行する学会誌や紀要,及びPR誌,一般誌
・全国の大学及び研究機関等の図書館・図書室で所蔵される可能性のある学術雑誌

::Libsteps A to Z

DOAJJを構築するきっかけとなった話が記載されていますが、あまりにシンプル且つスピーディーな大学職員らしからぬ?判断と行動に共感持ちました。

作成の直接のきっかけとなったのは,…「学術情報云々」はさておいて,日本語のOA誌のダイレクトリを作ったら 単純に面白いのではないかと思い,2008年2月から作業を開始しました。データ作成時には,農林水産研究情報センター及び 千葉大学附属図書館のご協力を得ています。


::Libsteps A to Z

農林水産研究情報センター??
図書館退屈男(id:tzh)さん*1も貢献??

注意点に「ウェブ上の日本語ジャーナルとマガジンを完全網羅しているわけではありません」とありますので、是非登録して頂けるようサービス改善・普及を続けていきましょう。

ところで思い出したのですが、これをやらなきゃ駄目ですね。

論題や著者名、URLなどのメタデータ部分をDublinCoreなど標準的なフォーマットで吐き出してOAI-PMHで収集できると、他のリポジトリとデータをマージしてOAIsterのような検索サービスで検索ができるのではないか


…折角だれでもデータを溜め込める場所ができたのだから、そこも検索の対象としてお客様に提供できる情報を増やすことができれば、という図書館屋の思いが伝われば幸いです。

陰ながら応援しています。


図書館退屈男: MyOpenArchiveに目を見張った

今も未だ陰で応援して頂いてる声が聞こえてくる感じです。期待に応えてせっかくのアドバイスを活かさねばなりません。

DOAJ本家とは多少位置づけは異なりますが,日本には欠けていたサービスですので,これによってIR謝絶も減るということになるかもしれません。


Open Access Japan | オープンアクセスジャパン - Directory of Open Access Journals in Japan公開

因みにDOAJ(Directory of Open Access Journals)本家とはこちら。

http://www.doaj.org/:image=http://www.doaj.org/doajImages/DOAJ.jpg

Directory of open access journals

因みに筑波大学附属図書館はこんなの運営している。

オープンアクセスの電子ジャーナルを集めたプラットフォームです。
現在約2300誌が登録されており、記事レベルまでの検索が可能な雑誌も650誌以上あります。

なお、このリストはOAI-PMHを用いて、DOAJのサイトより1日1回、自動的にメタデータを取得して構築しております。


DOAJの電子ジャーナル

実践女子大学図書館・短期大学図書館も筑波大学附属図書館もスバラシイ☆


なんか、やる気出てきた。元気になったよ。(勝手に)一緒に頑張っていきたい。

*1:[http://d.hatena.ne.jp/keitabando/20080322/1206185561:title=id:simpleAさんと図書館退屈男さんにお会いした - 坂東慶太のブログ]