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印刷媒体は10年以内に死んでいるだろう


…と、スティーブ・バルマーが言ったそうだ。w

印刷媒体は10年以内に死んでいるだろう。−マイクロソフトCEOスティーブ・バルマーが、ワシントンポスト紙の昼食会で同席の編集者・記者団にこう語った。


今から10年で、IPネットワーク経由で配信されないメディア摂取は一つ残らずなくなる。新聞も雑誌も、紙のかたちで配られるものはゼロになって、すべてのものは電子のかたちで配られるようになるだろう。


TechCrunch Japanese アーカイブ » バルマー「紙媒体は終わってる」とワシントンポスト紙に語る(動画)


ただ、こうした新聞や雑誌のデジタル化を全身全力で遂行しようとしているのは、迫力あるスティーブ・バルマーとは対照的な容姿ながら「絶対やり遂げてやるんだ」という内なる闘志がビジネスを通じて一貫して伝わるJeff Bezosではなかろうか。

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時間と距離を問わないデジタル書籍のメリットを示したうえで同氏は、「印刷される全ての書籍の電子版が、あらゆる言語で同時に入手できるようにしたい」とデジタル書籍事業の目標を述べた。


【コラム】シリコンバレー101 (272) 「Kindle」の魅力はロングテールなデジタル書籍価格 | ネット | マイコミジャーナル


日本じゃiPhone騒動ですっかり忘れ去られた感あるKindleだけど、発売を心より待ちわびている人が最低1人はいるってことを覚えておいて欲しい>Jeff Bezos。:-)


で、Jeff Bezos、攻めてきましたね。
教育分野。学生。
昨年カナダを旅した時、新学期初日のUBCを視察*1して、書店でどっさり分厚い書籍を買う学生の長蛇の列に唖然としたんだけれど、彼らには朗報だろうなー。
日本では未だ学生にノートパソコンを無償配付なんてのがセールストークになってたりするけどw、いつの日かKindle無償配付なんて日が来るのも夢ではないのではと妄想☆

Amazon.comの電子ブックリーダ「Kindle」を採用する名門校がまた増えた。

「Christian Science Monitor」紙の報道によると、プリンストン大学が2008年秋からKindle版の教科書を提供すると発表したという。

Kindle向けの教科書を作るのは、イェール大学、オックスフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校に続き、プリンストン大学が4校目となる。米国には約2500校の4年制大学があり、Amazon.comにとってはまだまだ先の長い道のりだ。

だがKindleは、他の年齢層よりも大学生に対する訴求力が強いはずだ。


本を大量に読まなければならない大学生にとって、重い荷物から解放してくれるKindleはありがたい存在かもしれない。総重量10.3オンス(約 292g)のKindleにはおよそ200冊分の書籍を保存でき、5kg近くにもなるような何冊もの教科書を持ち運ぶ必要がなくなる。

必要なテキストを探すのに、いちいち本のページをめくらなくても、Kindleの検索機能で即座に見つけることができる。さらに、テキストの強調表示や注釈の書き込みも可能だ。

私が学生だったのはずいぶん昔のことだが、学期初めの9月と1月には、教科書を購入するために長い行列ができていたのを覚えている。それに比べて、Kindleでは無線サービスが利用でき、どこにいてもウェブから書籍をダウンロードできるのだ。


Amazon.comの最高経営責任者(CEO)Jeff Bezos氏は、プリンストン大学の卒業生だ(1986年卒)。


プリンストン大学、「Kindle」版の教科書を提供へ:ニュース - CNET Japan


Googleもブックサーチプロジェクトは卒業したスタンフォードに話を持ちかけたという。
AmazonもJeff Bezosが卒業したプリンストン大学に話を持ちかけたという。

で、日本は…
東京大学京都大学、私立なら早稲田大学あたりが最初にやって、後は追随するって構図かな。



さて、ビルゲイツがマイクロソフトを退いた同日、電子ブック分野でも1つのサービスがひっそりと終焉を迎えたと云う。

松下とソニーが、専用端末を使った電子書籍から事実上撤退した。端末が高すぎたりコンテンツが少なすぎるといった問題が改善されないうちに、携帯電話向け電子書籍市場が成長。専用端末の“居場所”がなくなっていた。

電子書籍端末売れず──ソニーと松下が事実上撤退 - ITmedia News


パラダイス鎖国ニッポンは、独自の携帯電話文化で囲んでいるが故の事件なんだろうか。。
いや、それとも書籍の流通体系がネック??

KindleはE Inkの電子ペーパーを採用するなど、技術や大まかなデザインはLIBRIeとそれほど変わらない。だが9万冊以上と数多くの書籍、雑誌、新聞などを、EV-DOネットワーク経由で直接ダウンロードできるという利便性が受けたようだ。

E Inkのスタッフは、「取り次ぎが絡む複雑な流通体系もあり、日本の出版社などが電子書籍向けにコンテンツを開放しない」と話していた。日本でKindleと同様のビジネスモデルを採るのは難しそう。日本の電子書籍専門端末は、このまま死滅してしまうのだろうか――


ひっそりと、電子書籍「ΣBookJp」「最強☆読書生活(PC版)」サービス終了へ:ニュース - CNET Japan


必要なのはJeff Bezosのような熱意やビジョン、スティーブ・バルマーのような突進力と迫力なのではないか。w

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/08/news050.html:image=http://image.itmedia.co.jp/news/articles/0711/08/sk_ballmer_01.jpg

ソフト+サービスはGoogleより上──MSバルマーCEOが来日 - ITmedia News

これを読んでどれだけ未来にワクワクしたことだろう。
こんな全身を痺れさせてくれるKindleを、早く手にしたい。。

長い開発期間を経て昨年11月に発売した Kindle によって、Amazon は、印刷物という最古のメディアをデジタル時代にもちこむという、期待されつつ長らく実現していなかった約束を実現しようと試みている。

Bezos 氏はさらに話を進めて、最終的な目標は、これまでに出版されたあらゆる言語のすべての印刷版書籍を Kindle で読めるようにすることだと発表した。「この目標を達成するには長い時間がかかるだろう。しかし、どんな本でも頭に浮かんだらすぐに、それが絶版かどうかに関わらず、60秒未満で読み始められたら、どんなに素晴らしいだろう」と Bezos 氏は述べた。


「すべての書籍を『Kindle』対応に」―― Amazon CEO の熱い思い - japan.internet.com E-コマース


そういやジミー・ウェールズも似たようなこと言ってて夢見せてくれたっけ。

「だれもが無料で人類の英知にアクセスできる世界を想像してみてください。それこそ、我々が目指す世界なのです」とウェールズ*2は語る。


ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ (一一四頁)


アメリカには多いんだな、こうしたビジョナリストが。


先日*3id:elmikaminoさんのエントリ*4で知ったBrewster Kahleの想い、意思は多くの同じ想いを持つ人々に引き継がれ、夢が夢でない現実感を伴ってきだした気がする。

インターネット界の先駆者Brewster Kahle氏は、ある使命に取り組んでいる。地球上のすべての人々が、全人類の知識にアクセスできるようにしたいと考えているのだ。そして、それが1バイトずつでも実現に近づくよう、懸命な努力を続けている。


全人類の知識を収蔵するデジタル図書館--B・カール氏の壮大な使命:スペシャルレポート - CNET Japan


僕も年甲斐もなく(いや、こどもをもつこの歳だからこそ)大志を抱いて1バイトでも電子化に貢献したい。



「印刷媒体は10年以内に死んでいるだろう」


…10年後はどうなっているんだろう…

*1:[http://d.hatena.ne.jp/keitabando/20070905/1189206151:title=ブリティッシュコロンビア大学 - 坂東慶太のブログ]

*2:ウィキペディアの創始者、ジミー・ウェールズ

*3:[http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20080612/1213283094:title=アレクサンドリアルネサンス - 三上のブログ]

*4:[http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20060710/1152549339:title=アレクサンドリア図書館v.2 - 三上のブログ]