Chris Anderson
驚!嬉!:-)
The Long Tail: Why the Future of Business is Selling Less of More著者Chris Anderson氏の次回作が「Free」ってことは以下のエントリを参考に。
ベストセラーとなった"Longtail"の著者で、Wired誌の編集長のChris Anderson氏の次回は、"Free"というタイトルになることが発表された。
So the word is out. I've sealed the deal on my next book, to be called "FREE".
その「Free」に関する論文が、自身が編集長を務めるWired誌に掲載されると云う。
Wired誌の3月号では、"Free! Why $0.00 Is the Future of Business"と題された、Chris Anderson氏による長文記事が掲載されている。書籍として発売される前に、Wired誌に先行掲載された形になっている。
書籍化は2009年らしい。とっても待ち遠しい!((この年齢になって未来が楽しみだという考え方を持てる自分にも何だか嬉しい:-)
#翻訳版はいつ読めるのか…:-(
Chris Anderson氏、大変ユニークな経歴の持ち主で、個人的にとっても興味深い人物の1人。
ちょっと長いが、ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略の訳者あとがきからChris Anderson氏の経歴を引用。
著者のクリス・アンダーソン氏は一九六一年、ロンドンで生まれた。五歳でアメリカに渡り、長ずるに及んでワシントンDCでバンド活動にいそしんだ。そのバンドは本格的でレコードまで出したのだが、熱心にやりすぎて大学を落第した。しかし再び学業に戻り、バイトに明け暮れながらジョージワシントン大学で物理学を修めた。ロスアラモス国立研究所で研究をおこなったこともある理科系の人だ。その後、科学誌「ネイチャー」と「サイエンス」で六年間、経済誌「エコノミスト」で七年間、記者として活躍し、ロンドン、香港、ニューヨークを転々としている。この間にビジネスの世界ととことん付き合った。「ワイアード」に迎えられたのはその後である。
「ワイアード」は、おもにテクノロジーや電子機器のトレンドを扱う月刊誌で、一九九三年にシリコンバレーのお膝元であるサンフランシスコで創刊された。著者は二〇〇一年より編集長を務め、二〇〇四年にはクリエイティブ・コモンズのライセンスをとった音楽のCDを付録にし(コーネリアスの曲も入っていた)、著作権への問題意識を喚起したことで話題を呼んだ。二〇〇五年には全米雑誌賞「National Magazine Awards」を受賞している。
バンド、物理学、研究、理科系、科学誌、クリエイティブ・コモンズ…そりゃ気になります(笑)。
そんなChris Anderson氏のビデオクリップはこちら。
最近まではてなの近藤社長ネタ多過ぎたのですが(笑)、今後はChris Anderson氏ネタ…いや、今更ながらですが今も尚ネットの随所で垣間見られるロングテール理論についての言及が多過ぎるかも知れませんが、ご容赦を。;-)