婚姻届を役所へ提出したのは2001年。21世紀がスタートする除夜の鐘を聞きながら、同じことを考える新婚の次に並んだ寒い冬から随分経った気もするし、お互い何も変わってない感じもする。


その年のG.Wあたりだったろうか、早朝サーフィンから戻ってきた昼過ぎ、新しい生命の確信を聞く。しばらくして「家族が住む家」というものを急激に意識し出し、家探しの夏…とっても短かった探索。
結婚と家の購入は勢いでしかできない、と後付の持論をその時は意識することすらなく購入の決意をしたのはあっという間の出来事だった。
好立地に加え、何より玄関のドアが素敵な木でできていたのが購入の決め手。
毎日出入りし、訪れる人も最初に目にする扉は今でも最高にお気に入り。
f:id:keitabando:20071109065707j:image


あれからもうすぐ丸6年が経とうとする。


12月中旬に出産予定だった妻は実家に戻っており、契約や鍵の受け渡し、引越しも全て一人で6年前の11月中旬、今日みたいな秋の優しい日和にやった記憶が甦る。


もう6年か。。


小さな家に、今では4人の家族で、静かに暮らしている。


予定より3週間程早く生まれてきたが為に未熟児と扱われた長男は、その後そのせっかちさが今でも性格として残ったまま11月下旬に誕生日を迎える。妻子が初めて家に入ったのは正月が明けた2002年のはじめ。


さすがに静かだった。モノもなかった。今は子供グッズであふれかえっているけど。。


婚約と、家購入と、長男誕生が1年の間で慌しく起こった2001年から、あっという間の6年。


朝、出勤の為に家を出て、澄んだ空気と優しい日差しを受けて、ふと家を買った時のことを思い出して振り返ってみてしまった。


土曜日の夜は、6周年記念パーティでも企画するかな :-)