エンドユーザの視点で


木曜夜、ウェブサイトのデザイン打ち合わせ。
4年前よりお世話になり、ここ1年パートナーシップ凍結をしていた仲間と久し振りの打ち合わせは、無線LANのつながるマクドナルドで。


開口一番「どうして、今、こういう状況か」と厳しい質問攻めに現状を伝える。


単純に、今のレイアウトを整えて見栄えよくするだけがデザインじゃない。このサイトから情報を得たいエンドユーザの立場に立って、根本的に見直す必要がある。
デザインで独立し、飯を食っているからこそ、批判すべき点を即座に理解し、疑問点や不明瞭な点を鋭く質問し、こうするべきと断言できる方向性を持ち合わせているからこそ、現状からゼロベースでデザインを再構築すること、一任した。


勿論、こちらも与えられた宿題の答えを用意せねばならないし、全部お任せー、というワケにはいかない。必要条件の洗い出し、これが進まないと、最終イメージには持ち込めない。


日頃の仕事ではなかなか感じることのできない緊張感を感じることができるのが彼との打ち合わせの楽しみであり、この空間を通じて、自分自身の成長を少しづつ得ている気がする。
どうして休みの時間と小遣いを使ってまで、ウェブサイトをやり続けるのか。
よく聞かれる質問だけれど、本当に楽しくて仕方なく、自分を高めることができるから。そして、活動を通じて、全く違う世界の人々とつながることができるから…かな、、答えは。


話戻って、いつも彼から口酸っぱく聞かされる台詞、忘れかけていたのか、意識していても見当違いな解釈をしていたのか、やはり利用者の視点が不足していたようで。
あとは空間の使い方、かな。余白…スペースをどう配分して全体バランス取るか。
もうこの領域は素人には判断できぬところで、彼のセンスというか、デザイン力に頼るところである。


一人で達成できる域ってのは限界がある。だからこそ、信頼のおける誰かとパートナーシップを構築して、それが組織になり、目的を達成させていく。
つまりは、僕も、組んでくれる友人たちにとっては何かしら信頼を得なければならない。


先ずはロゴを進めてもらうことに。
そして、トップページと個別ページ等3種類くらいのテンプレートを利用したデザインの再構築。彼とて本業があり、今回はボランティア活動。
いつリニューアルできるかは全く未定だけれど、こうして協力してくれる皆に感謝しつつ、自分のやるべきことは進めなければならない。