充実した一日の最後を締めくくるのは、再び赤ワインとステーキ


この日付のエントリーが写真や画像や記事に溢れきっているのは、一日がとても充実した証拠ってことだけど、人生においてこれだけ多くの出来事が一日にまとめて起きると、後で思い起こすことって中々難しい。
今日は朝から沢山の人と出会い、お昼は美味しい料理とワインを頂き、夕方には頭の中を整理できないままキレイな湖に見とれていたんだけど、今夜はまだまだ続く。
Donnaさんが、夫を伴ってのディナーへご招待。
昔は銀行だった古めかしい建物が、ワインとステーキが人気の料理店に。お店の中は真っ暗な中に小さな灯火で雰囲気を演出し、家族連れで10人くらいが料理を嗜んだり、老夫妻がワインだけを楽しんだり、今迄味わったことのな雰囲気が待ち構えたお店へ、約束の時間より早くついたことを理由に地ビールをお先に一杯。
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カナダに来て思ったことは、とにかくこの地の人は先にアルコールを頼んでおいてから料理を頼むのが遅いっ。空きっ腹にたっぷりアルコールを含んだあと、喋る喋る。飲んだり食べたりしてる暇ないくらい喋るんだけど、一旦料理がテーブルに置かれると、喋っていても食べるのが早いっ。僕なんて英語喋れないし、会話ついていけないから料理も飲み物も片付くの早い筈なんだけど、気づけば一番最後。え?いつの間に食べてた?って感覚。ホント不思議。
それと、ちゃんと食後のデザートを楽しむ胃袋が鍛えられてるなーってこと。デザートっていっても半端じゃない甘さと大きさ。これたった今食後に?みたいな。
さすがに今夜は遠慮しました。
なのに!まぁ太ってる人は勿論たっぷり太っているけど、Donnaさんたち、全く太っていない。これだけ食べて?
人によるよね。オレは今日一日だけでたっぷり数キロは太っただろうなー。帰国後のブートキャンプが怖い…


色々聞き取れたり、分かるようにゆっくり喋ってもらったカナダの新しい発見。


ヴァーノンやケローナでは、高い建物が殆どない。あっても3階建。それは、廻りを囲む山々の景観が損なわれないよう法律か何かで高さ制限があるみたい。
だから、どの場所に立っても、ムコウの方まで空や山が見えるし、広大さを感じる。
国の取り組みだね。美しい日本なんて、景観的には京都と北海道以外はもう無理?


あと、カナダは世界第2位の広さを誇るけど、人口は東京周辺の人口を足したのと殆ど変わらないくらい人口は少ない。
一人当たりに与えられた面積がとっても広く、これは面積だけじゃなくって気持ちの持ちようにも影響するんだなって思った。
せかせかしていない。常に笑顔。たっぷり食べて飲んでる。


オープンテラスで飲んでる時、未だ明るいのに20時ちょっと前。
夏は4時頃明るくなって、22時頃まで暗くならないとか?逆に冬は3時に日が昇るけど16時にはもう真っ暗とか…
日が沈んだら寝て、日が昇ったら起きて、なんて日本人的感覚でライフサイクルを日没に合わせてると、睡眠不足になったり、寝すぎたりで生活リズム狂って肌が荒れるかも…


Donnaさんの娘さんはKUMONを習っているらしい。KUMONの数学。月額約90ドルってことで、日本に比べると倍くらいで高い。
この話題は共通点として何とかついていけた。
幼稚園年長の息子も、数学と国語をKUMONで(数学は飽きちゃったみたいでやめたけど)。
グローバルなんだね、KUMON。
初等教育において、カナダではKUMONを結構評価してるみたい。
僕が幼い頃にはKUMON教室なんてなかったから、子どもを羨ましく思ってるくらいだけど、KUMONは世界進出してたんだね。世界に通じる教育を期待しています!


昼も赤ワイン。夜も赤ワイン。
もっともっと色々な話題があったけど、今はこれ以上思い出せない…思い出したことはまた今度書きます。


…で終わる筈の夜。Donnaさんと別れた後は、学生が出没するらしいと噂のバーへ。赤ワイン2杯。
ヴァーノンの深夜の町を、結局学生に逢えぬまま歩いて帰路へ。
肌寒いけどミネラルウォーター代わりになるくらい新鮮な夜の空気を吸いながら歩いた夜道は、すっかり酔いを冷ましてくれた筈だけど、翌日は時差ボケもすっかり解消されて9時間程の夢みぬ睡眠へ…カラダイッパイの一日でした。