カナダワインとズッキーニ


ブログを更新したりメールを書いてたりしていたら、時差ボケによる睡魔が襲ってきて、ベッドに倒れ込んで数十分した頃だろうか、部屋の電話が鳴って目を覚まし「Hello」と応えてみると「ばんちゃん:-)」と愛らしい声が。そう、ついにPaulがやってきた!

東海岸から飛行機に座りっぱなしだったらしく、歩きながらお店を見つけて、ちょっとづつ料理を楽しみながら沢山のお店に入ろう、って提案に賛成し、17時過ぎ、まだまだ明るい、交通量の多い道路沿いを話しながらゆっくりゆっくりPaulの歩調に合わせて歩いていると、10分も経たないうちにバーを発見。これがなかなか素敵なお店で、早速入ってカウンターに。もう何人かが料理やワインを楽しんでいてワクワクしながら座席に。とにかくよく喋る男性スタッフにお薦めのビールを2種類テイスティングさせて貰って、先ず最初の乾杯を。
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日本のビールって、やっぱり味わい良いと言うか、喉越しまろやかだったりするのが多く、どれも同じ味覚感じちゃうけれど、最初に呑んだビールは海外モノ独特の癖がある味わいでとっても美味しかった。
ムール貝と野菜を煮込んだ料理、チキンを2種類のソースにつけて食べて、もういつの間にかビールグラスが空いたんで、次はワインってことで僕は赤、Paulは白を二回目の乾杯。共通の友達Juniorや大学のこと家族のこと、いっぱい喋って2杯目のワインを乾杯。とにかく、おかわりをする度に乾杯するんだ、ってことをJuniorが「僕らの礼儀」として教えてくれたんで、それを忠実に実行。
頼んだ料理を3杯のお酒で一段落し、次のお店に行こうって提案があったので、チェックアウトして貰い、外へ。外はもうすぐ暗くなりそう、ってくらい気持ちのよい夕方で、やはり10分くらい歩いたところにある、さっきのお店のスタッフに紹介してもらったレストランに。ここでも二人はワインを注文するのだが、Paulが注文してくれたのが人生初体験のズッキーニ。ズッキーニって食べたことある?見た目はキュウリに似ていけどが、カボチャの仲間で、それを揚げてホワイトソースにつけて食べたんだけど、これが美味しい!


もうすっかり酔っぱらって、東海岸からの移動で疲れきってるPaulは喋りながらうとうととしてきたので、チェックをお願いし、さっきはPaulの奢りだったので今度は僕が清算。チップも、ね。
歩きながら道路沿いにあるリキュールショップで前日お酒を購入した話をしていたら、突然Paulはその店に向かいだし、ワインやウィスキーの陳列の多さに「ワオワオ」と興奮しながら品定め。僕は赤ワインを、Paulはビールを。
赤ワインは地元オカナガンバレーのもので、FAIRVIW CELLARSっていう2005年モノ。明日の朝9:30にフロントで会う約束をして互いの部屋へ。僕はこの赤ワインを半分呑んで、そしてまたもや椅子で居眠りしてしまい、慌ててコンタクトを外して歯を磨いてベッドへ直行し、全く夢見ぬままグッスリとカナダ2日目の夜を幸せに楽しく過ごしたのでした。
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