Think

広く浅い海へ飛び込み、その後ゆっくりと深く居心地の良いところを見つけて潜っていくファースト・ペンギンがイメージ

先ずは広く浅く(笑)気になる知らない言葉に触れ調べる、が基本方針。 ただ、広くと云ってもニッチな分野を広くなので、波乗りできるエリアはおのずと限られてくる。今日のエントリは前回*1の続編な感じで…。 …米国国立医学図書館が策定し、学術論文出版の…

日本化学会(の林さん)とInera Inc.(のeXtyles)が気になる

先日参加したSPARCのセミナー*1で、とっても胸に引っかかっていた学術論文のXMLについて不勉強を補うべく色々考えてみる。 (電子化出版物について)XMLをどうやって作るか?⇒誰にとっても大きな問題だが、日本では全くその話がなく非常に「お粗末な」状況。…

学生によるオープンアクセス運動を後押ししたいという夢

ハーバード大学の学生組織である"Harvard College Free Culture"が、学問の発展と学術研究におけるオープンアクセスの促進を目的として、卒業論文に無料でアクセスできるリポジトリ"Harvard College Thesis Repository"を創設しました。 ハーバード大学の学…

コピーをばらまくんだ、お好みのCCライセンスを付けて

先日読了したニューエコノミー勝者の条件―ウィナー・テイク・オール時代のマーケティング10則でKevin Kellyから数々の名言を授かった。 出版されてから約10年弱…色褪せない内容で時代を見越した名言の1つがこちら。 …価値は数から生まれる。数の多さは力…

コメント機能が気になる

はてなブックマークを利用する際にコメントを残すことが出来る件、色々物議かもし続けられています。 はてなブックマークの問題として、どうしてブログのコメント欄にコメントしないとかと疑問を投げかけられることもある。その理由は様々だろう。 なぜブロ…

巨人たちの肩の上に立つ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3:image=http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/39/GodfreyKneller-IsaacNewton-1689.jpg/180px-Godfr…

トップページのデザイン考察

コンピュータ・サイエンス分野の論文の検索エンジン/文献データベースCiteSeerの次世代版CiteSeerX Alpha版が公開されています。 CiteSeerX alpha | カレントアウェアネス・ポータル …とのことで、CiteSeerX alphaを訪れてみる。 お、シンプルなトップページ…

Creative Commonsライセンスを活用した代理投稿について考えてみよう

http://creativecommons.org/presskit:image=http://mirrors.creativecommons.org/presskit/logos/cc.logo.pngPress Kit - Creative Commons Creative CommonsのCEOがLawrence Lessigから伊藤穰一さんに代わると云う。 We’re also pleased to announce some …

アマゾンのマーケットプレスを利用してみて、オンデマンド出版とKindleのことを思い起こす

金欠を最大の理由とし、昨年夏にブログを始める前に読了していて再読欲あった書籍をそろそろ読み終えたので、アマゾンのショッピングカートから何冊かを購入するには年度も切り替わって良いタイミングだと思って覗き込んだら…何冊?…100冊くらい?(汗)知ら…

場合によっては最初から認証をOpenIDだけに頼るという考え方

ソーシャルブックマークサービスのMa.gnoliaが認証部分をOpenID*1のみにした、とDavid Recordon*2が教えてくれた。 http://daveman692.livejournal.com/330834.html:image=http://farm4.static.flickr.com/3265/2364592150_81fb59ebb1_m.jpg … Ma.gnolia is …

憧れのarXiv.orgを考察して、┣¨┣¨━━ンと夢大きく描く

このサイトをいつ知ったんだろう… 人の記憶を辿るのは時として困難を痛感する。 しかし、記録なら別だ。こうして日々の想いをブログに綴れば、便利な検索機能が僕をその頃へ導いてくれる。 はてなダイアリーの検索ボックスに「arXiv」を入力してみると、結構…

LibraryThing考察

世の中には知らぬことの方が多い。だから無知を恥じるな。 今から知っても間に合うし、学ぶ意欲さえあれば追い越すことだってできる(高速道路論)。 スタートラインは皆違う。 むしろ学ぶ喜びを楽しもう。 そこにはたくさんの情報と人との出会いが待ってい…

論文だけど書籍?GoogleもAmazonも着々と行動範囲を広げつつある

先日のエントリでGoogle共同創設者Larry Pageが「科学者はもっと自分の研究の宣伝活動を」と呼びかけていることに言及し*1、昨日のエントリではGoogle Scholarが検索エンジンとしての役割は果たすものの、有料電子ジャーナルの高く厚い壁に阻まれユーザに対…

GoogleでGoogleの論文を検索してみる。その上でGoogle Scholar考察。

Google共同創設者Larry Pageが、ページランクのアルゴリズムを概説した最初の論文が受理されなかったという事実確認。 一九九八年初めにペイジは、ページランクのアルゴリズムを概説した最初の論文をコンピュータ機器協会検索同好会に提出したが、論文は受理…

オープン化のススメ(by Anil Dash)

オープン、オープンとクドイのは承知で(笑)このタイトル。;-)昨日エントリ*1同様、OpenIDまとめのエントリ*2で知ったOpenIDファウンデーションの副会長David Recordon。 http://www.flickr.com/photos/joi/802207011/:image=http://farm2.static.flickr.co…

あなたのデータは誰のもの?(ヒント: あなた)

OpenIDを調べて*1知ったBrad Fitzpatrickさん。 http://eng.cnews.ru/news/top/indexEn.shtml?2007/08/07/261770:image=http://pics.rbc.ru/img/cnews/2007/08/07/bred.jpgCNews: Live Journal creator leaves for Google id:raurublockさんが年初に「この人…

OpenIDにまつわる面白いウェブサービス3つ

OpenIDに関する情報の洪水を彷徨っていたら面白いウェブサービス3つに遭遇したのでメモ。 OpenIDを使ってアカウントを統合するサービスClickpass http://jp.techcrunch.com/archives/clickpass-could-change-the-way-you-surf-the-web/:image=http://www.te…

Scholar's Copyright Project考察

Creative Commonsのblogを斜め読みしていたら、「Scholar's Copyright work」というキーワードがアンテナにひっかかった。 Science Commons Counsel Thinh Nguyen has posted a response to a recently released statement by STM (the trade association fo…

Chris Andersonの"Free"と、Kevin Kellyの"Better Than Free"の記事を読んで

http://www.wired.com/techbiz/it/magazine/16-03/ff_free?currentPage=1:image=http://www.wired.com/images/article/magazine/1603/ff_free1_f.jpgFree! Why $0.00 Is the Future of Business ベストセラー"Longtail"の著者、Chris Anderson氏の新著"Free"…

僕が目指す方向を補うサービスがどんどん整ってきている

scribd.comのiPaperについて考察*1していたら、id:mkawanoさんから☆を頂いたのでid:mkawanoさんブログをお邪魔したらFlashPaperの後継ソフトが出たとの情報発見☆ …FlashPaperと同等の機能を持ったソフトが、フリーソフトとしてあるそうです。やっとでた?Fla…

コンテンツ2.0=共有(≠所有)という概念再確認

Web 2.0時代におけるコンテンツ所有共有についての言及集。:-) Web 2.0 の最大の特徴は何かと問われたら、私はウェブの情報の所有者をなくして平等にしたことと答えてます。304 Not Modified: Web 2.0との上手な付き合い方 自分もこう思ってます。でもって、…

日本では「学術機関リポジトリのシステム=DSpace」?

3月5日に学術機関リポジトリ構築連携支援事業のウェブサイトがリニューアルしていたので本日はこれをネタに。:-) http://www.nii.ac.jp/irp/:image=http://www.nii.ac.jp/irp/common/images/logo.gif 機関リポジトリとは、大学とその構成員が創造したデジ…

グーグル、人類のありとあらゆる情報を検索可能にするという目標に着実に前進

http://www.google.com/:image=http://www.google.com/intl/en_ALL/images/logo.gifGoogle 2007年5月、グーグルが遺伝子分野に公式参加表明 旦那(Sergey Brin)の会社(Google)が、妻(Anne Wojcicki)の会社(23andMe)に出資。 それだけでも話題のニュー…

学生時代の論文をアップすることが起点になること

はてな取締役副社長の川崎さんが「ネットを信じる。ネットに住んでいる人を信じる」という価値観との出会いは、ゼミの論文を自分のウェブサイトにアップしたことがきっかけだった、とは(驚)。 私は、インターネットというものに携わるようになってからずっ…

著作権とムーアの法則の関係

ミクシィが規約の改正を発表し、その中の18条に関してブログ界隈で大騒動。 本日はこのミクシィ著作権騒動をキッカケに、改めてウェブ上の著作権問題について再確認をしたい。 mixiにも入ってるんだけど、この4月1日に利用規約が新しくなる。それを読んでm…

タギング、ソーシャルブックマーク考察

昨年10月中旬頃まで時計の針を巻き戻さねばならぬ古ネタ?であるが、タギングやソーシャルブックマークについてブログ界を賑わせた発端は国立国会図書館デジタルアーカイブポータル「PORTA」の話。 http://porta.ndl.go.jp/portal/dt:image=http://porta.ndl…

図書館系ネタ1つ追加(RoRのOPACエンジン「Blacklight」)

…OPACをRuby on Railsで開発したのがこのソフトウェアだ。今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはBlacklight、Ruby on Rails製のOPACシステムだ。Blacklightは蔵書に関する種類、言語、タイトル、著者などの情報をまとめて登録できるようになっている。…

図書館系ネタ3つ(京都大学学術情報リポジトリ、LibraryThing、Hello Library(仮称))

先日、京都大学学術情報リポジトリに関するニュース*1 *2が相次いだので、サイトにアクセスして徘徊していたら、大変参考になるページに巡り合えた。 …大手出版社を含む94%の学術雑誌は論文を機関のサーバから無料で公開することを認めています(このような…

祝始動☆OpenIDファウンデーション・ジャパン

OpenID技術の普及推進が目的の「OpenIDファウンデーション・ジャパン(仮称)」が設立に向けて走り出した様だ。 …日本国内におけるOpenID技術のさらなる普及を推進するため、「OpenIDファウンデーション・ジャパン(仮称)」の設立へ向けて活動を開始します…

Chris Anderson

驚!嬉!:-) http://www.longtail.com/the_long_tail/2008/02/wired-cover-sto.html:image=http://www.longtail.com/the_long_tail/WindowsLiveWriter/cover.LO_thumb.jpgThe Long Tail: Wired cover story on FREE now live The Long Tail: Why the Future …